シューゲイザーかネオアコか

shushine2006-01-05

それが問題だ.


あ、明けましておめでとうございます. 2000年から作り続けている僕のwebも今年6年目に突入です. 仕事が忙しくなるにつれ、更新スピードが徐々に落ちて来ていますが、今年も少しでもindie popなレコードを紹介出来れば、と思っています.


さて、もう新年も5日目ですが、少し昨年を振り返ってみようかと.


僕はネオアコ/ギターポップシューゲイザーものをバランス良く聴いているのですが、昨年を振り返ってみると世間的にはその2ジャンルの力関係(笑)が逆転したなぁ、と感じました.<僕だけでしょうか?

webを始めた当初、世の中は(90年代末より続く)ネオアコバブル(笑)真っ只中で、ネオアコ/ギタポ系のレコード屋さんも隆盛を極め(値段も:笑)、ギターポップ系イベントは大盛り上がりで、タケノコの様にweb/イベントが次々と立ち上がり、な様相を呈していました.<まあ僕もそんなタケノコの内の一つなのですが
新規参入の若いリスナーの人達がどんどん増え、シーン全体の底上げに繋がっていたと言うか、まあそんな感じ.


他方でシューゲイザーものはと言うと、90年代初頭のシーン後、泡沫的に散った様な感がありました. 当時シューゲイザーを好んで聴く人と言うのは僕の世代('76)が一番下で、年上の方ばかりだった印象があります.


それがここ数年で勢いに変化が出てきたと言うか、ギターポップは下火になり高年齢化(笑)、シューゲイザーには次々と若いリスナーの人達が参入してくる様になったと実感する機会が増えて来ました.


先述のレコード屋の話題にしても、渋谷ZESTや渋谷DMS、新宿VINYL、ワルシャワ、マキシマムジョイ...etc、ギターポップ物を専門に扱うレコ屋さんが一杯あって、毎週渋谷界隈に出掛けていた記憶があります. ブームだった事もあり、値段もプレミアが結構付いていて.<大変だった(笑)

シューゲイザーものはこれと言った専門店も無く、my bloody valentine以外(本当に)二束三文な値段で取引されていて、大抵の物は500円以下で揃ったものでした.<最高だった(笑)


今はと言えば、レコードの値段も逆転しつつあり、ギターポップものは比較的お手頃価格で入手出来る様になりましたが、シューゲイザーものは以前の日記でも触れましたが、高騰してますよね.<需要が供給を上回っているのでしょう.


僕は聴きたい音楽/良い音楽に対してお金を出す事を厭わないタイプなので、余り関係は無いのですが、あんまり高くなってしまうと、普通のライトリスナーの人が聴きたいと思っても聴けないみたいな状態になってしまうので、ほどほどに盛り上がって欲しいなぁ、とか都合の良い事を思っています(笑)


...以上、取り留めの無さ過ぎる(思い付きで書き過ぎ)な昨年を振り返る、でした.

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