Not Particularly Silly / Throw That Beat In Garbagecan!(1991)

一時、indie popシーンを席巻したドイツの偉大なるギターポップバンド、スローザットビート!の最高な3rdアルバム.

彼らと言えば2ndアルバム"Large Marge Sent Us!"じゃないの？なんて声も聴こえて来そうですが、確かに2ndはネオアコ本に紹介されていたり、超クラブヒット曲"lotgi go go"を収録していたりと、世間的には彼らの代表作である事は間違いないでしょう. でも僕の独断と偏見で彼らのベスト作はこのアルバムだ！と言わせて下さい.＜お願いします.

今作に限りませんが、彼らの音はとっても賑やか(笑)スピード感のあるメロディに男女混声Vo.、ギターやシンセ、ハンドクラッピンetcと色んな魅力がギュッと詰まった、まるでオモチャ箱をひっくり返したかの様な楽しげなサウンドが最高！特にt-9"she came from orion"はメロディアスで疾走していて...個人的には彼らのベストトラックだと言い切れる程にステキな１曲なので、ぜひ一度聴いてみて欲しいです.
現在はVo.のクラウスがソロ活動とかしてはいますが、最近ではクラブでも滅多にかからないし埋もれつつあるかも!?イケマセン、ぜひ皆さん再評価してあげて下さい.＜特に若いギターポップリスナーの方々！

世間的にメジャーな訳でも無いのに東京近郊のブックオフでは各アルバムとも250円コーナーでよく見かけるんですよね. 全国的にもそうなのかどうかは分かりませんが、1,000円で買っても損はしない超好内容なので見かけたらぜひ.＜250円特集の趣旨から外れて...？